売上アップにつながる「キャッチコピー」の作り方とテクニック!

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テレビCMや通勤電車のチラシなどで何気なく目にするキャッチコピー。

キャッチコピーは、商品やサービスに対するイメージを作り上げ、売上にも大きく関わってくるものです。そのため、キャッチコピーを作る側は、慎重に考えなければなりません。

ただ、

見込み客の注目を集めるようなキャッチコピーを作りたい

と考えても、キャッチコピーの作り方を知らないとセンスに頼るしかなく、いいキャッチコピーを作ることは難しいかもしれません。

本記事では、売上アップにつながるキャッチコピーの作り方とテクニックについて、分かりやすく説明していきます。

「キャッチコピーをどうやって作ればいいのか全く分からない」

と戸惑う方も、キャッチコピーを作る道筋をたどっていけば、売上アップにつながるキャッチコピーを自分で作れるようになりますよ。

キャッチコピーには、大きく分けて「企業のイメージやブランディングのために作るもの」と、「商品販促(セールス)のために作るもの」の2種類があります。

今回は、チラシや商品販促サイトに使われるような、商品やサービスをセールスするためのキャッチコピーの作り方を紹介しますね。

1.キャッチコピーの重要性

世の中には多くの商品やサービスが溢れていて、毎日チラシやポスター、インターネットなどであらゆるキャッチコピーを目にしています。

チラシや商品販売サイトでは、キャッチコピーの下に続けて丁寧に商品やサービスの説明について書かれていることが多いですが、キャッチコピーで見込み客の注目を集められなければ、続きは読んでもらえないでしょう

キャッチコピーをパッと見た瞬間、「自分に関係ない」と判断すれば、チラシはゴミ箱に捨てられ、商品販売サイトは離脱されてしまいます。

現代の忙しい人々は、商品の説明を読む前にキャッチコピーを読んで「自分に関係あることかそうでないか」を一瞬で判断しているのです。

そのため、どんなにいい商品でもどんなに商品内容の説明が親切でも、キャッチコピーで見込み客の注目を集められなければ意味がありません。

キャッチコピーは商品やサービス販売の入口の言葉として、大切な役割を果たしているのです。

2.キャッチコピーの作り方

見込み客に刺さるキャッチコピーを作って、商品やサービスの売上アップにつなげていきましょう。

いざ、キャッチコピーを作ろうとしたときに、アイデアが降ってくるのを待っていては時間だけが過ぎてしまいます。ひとつひとつのポイントを押さえながら、独りよがりではない、見込み客に響くキャッチコピーを作っていきましょう。

ここからは、キャッチコピーの作り方のポイントについて解説していきます。

2-1.誰に売りたいのかを絞る

商品やサービスのターゲット(見込み客)について考えてみましょう。ターゲットを考えることで、キャッチコピーにどのような言葉を使うのかが大きく変わってきます。

20代の女性と60代の男性では響く言葉が違うのは当然のことですよね。

商品やサービスの売上アップのために「なるべく広い層の人に訴えたい」と考える方も多いですが、ターゲットを広く設定すると誰にも響かないキャッチコピーになってしまいます

そのため、ターゲットはしっかりと絞ることが大切で、ターゲットのライフスタイルや悩み、響く言葉についてじっくりと考えて見てみましょう。

例えば、騒音をカットするイヤホンを売りたい場合、ターゲットを下記のように設定してみます。

職場の騒音(怒鳴り声や電話でしゃべる音など)が気になって仕事に集中できないと悩む30代以上のビジネスマン(ビジネスウーマン)

また、商品やサービスのターゲットがいくつか設定できるのであれば、「今」売りたい人、「将来売りたい人」を考えてみましょう。

最初に設定したターゲットへの販売がうまくいかなかったり、売れなくなったりした際に、ターゲットを変えることで、売上を持ち直せることもあるからです。

例えば、騒音をカットするイヤホンを売りたい場合には、下記のようなターゲットも設定できるでしょう。

図書館や自習室、カフェでの受験勉強に集中したい学生

2-2.ターゲットの悩み・欲求を掘り下げる

商品やサービスを売りたいターゲットを絞ったら、ターゲットの悩み・欲求を掘り下げてみましょう。ターゲットの悩み・欲求に対して商品やサービスが貢献できることを考えていきます。

例えば、騒音をカットするイヤホンを販売するターゲットとして、

職場の騒音(怒鳴り声や電話でしゃべる音など)が気になって仕事に集中できないと悩む30代以上のビジネスマン(ビジネスウーマン)

を設定しました。こちらのターゲットの悩みや欲求をどんどん掘り下げていくのです。

  • 騒音が気になることで仕事の質が下がる
  • 定時に帰れずに残業が必須になってしまう

  • 仕事の質を上げたい
  • 定時に帰りたい
  • 仕事以外の趣味を楽しみたい
  • 家族と多くの時間を過ごしたい
  • 仕事以外の趣味を楽しみたい

ターゲットの悩みや欲求を掘り下げていくことで、キャッチコピーにどのような言葉を使えばいいのかが見えてきます。

ターゲットがキャッチコピーを見た瞬間に「この商品を使えば自分の悩みが解決するかもしれない」と感じれば、続きを読み進めてくれる可能性は高まります。

このポイントは、キャッチコピーを作るために1番大切なことです。時間をかけてターゲットの悩み・欲求に寄り添ってみましょう。

2-3.商品・サービスの強みを書き出す

商品やサービスを強みを書き出して、商品やサービスへの理解を深めていきましょう。

「競合にはない強みについて」「商品サービスのアピールしたいところ」「弱みを強みに変えるとしたら」などについて考えてみます。

例えば、騒音をカットするイヤホンを売りたい場合、下記のような強みをピックアップできます。

見た目がおしゃれ、重くない、長時間使用設計、鼓膜への負担が少ない、会議中も使える、ウェブ会議でも使える、肌への優しさ、集中力アップの科学的根拠あり、、、etc

さらに、ここまで考えてきた「ターゲットの悩みや欲求」と「商品やサービスの強み」が合致している点を探ります

見込み客は、自身の悩みを解決したり自身の欲求を満たしたりするために、商品やサービスを購入します。

そのため、商品やサービスの強みが、見込み客の悩みや欲求に訴えかけられるどうかをチェックするのは大切な作業なのです。

2-4.ターゲットを「教育」する視点を考える

ここまでのポイントを押さえるだけでもキャッチコピーは作れますが、さらに、ターゲットを「教育」できる視点がないかを考えてみましょう

ターゲットの知らなかった情報を伝えたり、新しい価値観を作り出したりして、商品やサービスに興味を持ってもらう要素はないかを考えてみるのです。

例えば、騒音をカットするイヤホンの場合には、「職場でイヤホンをしている人はあまりいない」という日本人の価値観が販売を邪魔するかもしれません。

そのため、「残業をしないスウェーデンの会社で使われている。」「日本の法人でも3000社でイヤホンが使われている」といった情報を伝えて、「新しい働き方のためにイヤホンを取り入れるべき」といった新しい価値観を作り出すキャッチコピーを考えるということです。

  • 日本法人3000社が利用!
  • スウェーデン流仕事集中術
  • まだイヤホンを使ってない?

などの言葉を入れてみるのはどうでしょうか?

「職場でイヤホンをするのはおかしいことではない」「仕事に集中するためには、騒音カットイヤホンが必要」と新しい価値観を与えることで、商品への興味を高めて、購買意欲を刺激するのです。

他の例だと、

・デスクワークで死亡率40%増の恐ろしい事実。スタンディングデスクで解消しませんか?

などは、これまで長時間座り続けても何にも思わなかった人々に「デスクワークで座り続けているのは体に悪いこと」という新しい情報と価値観を与えて、スタンディングデスクへの興味を刺激しています。

  • 衣服の柔軟剤
  • ノンシリコンシャンプー
  • 消臭剤

のようなこれまで必須ではなかった商品についても、「タオルがふわふわになると気持ちいい」「シリコン入りのシャンプーは頭皮によくない」「臭いケアをするのはエチケット」といった新しい情報や価値観を与えることで、販売に成功しているのです。

キャッチコピーを作る際に、ターゲットを「教育」できる視点がないかを考えてみてくださいね。

2-5.キャッチコピーをたくさん作る

ここまで、商品やサービスについて掘り下げてきた下記のことを参考にキャッチコピーをたくさん作ってみましょう。

  • ターゲットを絞る
  • ターゲットの悩みや欲求を掘り下げる
  • 商品・サービスの強み
  • 見込み客を「教育」する視点

コピーライターはキャッチコピーを何百も何千も作って、その中から最適なキャッチコピーを選出するそうです。

何百も何千も作れというわけではないですが、「これ以外考えられない!」というキャッチコピーを1回でサッと考えるのは難しいでしょう。いくつか作ってみて、最適なものを選出していくのがおすすめです。

キャッチコピーを作ったら、「どう感じるか?」「興味が惹かれるか?」など、ターゲット層に当たる人に見てもらうのと、見込み客の反応が予測できます。

しかし、「これ以上のキャッチコピーはない」と世の中に出しても、実際に反応を見てみるとイマイチだったということはよくあり、事前に完全な予測ができないのがキャッチコピーの難しさでもあることを覚えておきましょう。

自分が作ったキャッチコピーに対しては思い入れも大きく、冷静に見れなくなってしまうこともあるかもしれません。

そのため、考えたキャッチコピーを1日寝かせて、翌日新鮮な気持ちでチェックしてみたり、誰かに読み上げてもらったり、自身のつけたキャッチコピーを客観的な視点で見てみるのも大切です。

さて、騒音をカットするイヤホンを例に、ここまでチェックしてきたポイントからキャッチコピーを作ってみました。

  • 残業しないためのイヤホン。集中力と仕事の質をアップさせる
  • 子供との時間を大切にしたいあなたへ。イヤホンで定時退庁を当たり前に

上記は、「ターゲットの悩みや欲求」と「商品やサービスの強み」が合致している点を強調したキャッチコピーです。

・肩こりしない鼓膜に響かない設計!デザイン性の高いイヤホンでビジネスをサポート

「商品やサービスの強み」を強調すると上記のようなキャッチコピーも考えられます。

・すでに3000日本法人で導入!スウェーデンの働き方を体現するイヤホン

見込み客を「教育」する視点を考えれば、上記のようなキャッチコピーが作れるでしょう。

あなただったら、どんなキャッチコピーを作りますか?

3.キャッチコピーを作るためのテクニック

キャッチコピーを作るテクニックについて紹介していきます。

ただ、1番大切なのは、ここまで説明してきたキャッチコピーの作り方のポイントをしっかり押さえることです。

キャッチコピーの作り方の道筋を無視してテクニックだけに走ると、ターゲットに全く響かない独りよがりなキャッチコピーを作ってしまう可能性があります

そのため、キャッチコピーの作り方のポイントを押さえた上で、取り入れられそうなテクニックがあれば取り入れるという気持ちでチェックしてみてくださいね。

3-1.ベネフィットをしっかり伝えているか?

忘れてはいけないのは、「人は広告なんて読みたくない」「自分ごととして考えられなければ見向きもしない」ということです。

そのため、広告にそもそも抵抗感のある人に注目してもらうために、「商品やサービスを購入することはターゲットにとってこんなにメリットのあることだ」ということを訴えられているかをチェックしてみましょう。

商品やサービスに思い入れのある方にとっては、色々伝えたいことがあるのは当然です。しかし、キャッチコピーで、自分が伝えたいことだけを伝えていては、誰に響かないものになってしまいます。

3-2.信頼感アップのために数字を使えないか?

具体的な数字を入れることで、ターゲットの反応が高まるということは広告業界では常識とされています。

使える数字、ターゲットに信頼感を与えられる数字があれば、下記のように数字を使ってみましょう。

  • 90%以上の人が満足と回答!
  • 生産性が3倍になった~
  • 2週間でウェスト3センチ減

3-3.エピソード・ストーリー調のキャッチコピーはどうか?

エピソードやストーリー調のキャッチコピーにするのも、ターゲットの注目を集めるひとつの方法です。

例えば、

  • 40歳を過ぎて英語が身につくはずないと疑っていましたーこのメソッドを実践するまではー
  • 発表会の拍手に包まれた時、60歳を過ぎてピアノを始めてよかったと心から思いました

のようなキャッチコピーを見ると、エピソードの続きや内容が気になってつい先を読みたくなってしまいませんか?

キャッチコピーはターゲットの注目を引いて、先を読ませることが大きな役割です。そのため、エピソードやストーリー調のキャッチコピーはつい続きや内容が気になって先を読んでしまいたくなるので、効果的な方法のひとつといえます。

3-4.好奇心をうまく刺激できないか?

ターゲットの注目を集めるために、好奇心を刺激するキャッチコピーを作るという方法もあります。

例えば、

  • ダイエットのために食事制限は必要ありません!
  • 100円からの人間ドッグ!

のように「ダイエットは食事制限が必要だ」「人間ドッグは費用がかかる」といった世間の常識を逆手にとってギャップを作り出すと好奇心を刺激しやすいです。

ただし、好奇心を刺激するために、大げさに表現しすぎると信頼性がなくなって逆効果になってしまうので、注意してくださいね。

3-5.他人の声によって権威性を持たせられないか?

専門家や著名人の声によって権威性を持たせるのも、注目を集めるキャッチコピーにするひとつの方法です。

例えば、

  • 美容家の60%以上がこっそり使うチークブラシ
  • 味にうるさいスタッフ人気No.1のみたらし団子

のように、専門家や著名人にも人気のある商品やサービスであることをキャッチコピーで強調すると、信頼感が増して注目されやすくなります。

4.まとめ

本記事では、売上アップにつながるキャッチコピーの作り方とテクニックについて、説明しました。

キャッチコピーは、センスが大切で、空からアイデアが降ってくるようなイメージを持っていた方も多いでしょう。確かに、企業のイメージアップやブランディングためのキャッチコピーには、センスが大きく関わってくるかもしれません。

しかし、チラシや商品販売サイトのトップに使われるような「セールスのためのキャッチコピー」に関しては、地味な作業で作り上げていく方法でも、ターゲットに響くものを作ることができるのです。

キャッチココピーは、センスやうまい言い方を自慢するために作るのではありません。最終的には商品やサービスの販売つなげるげる目的があるということを忘れず、独りよがりでないターゲットのことを考えたキャッチコピーを作るようにしてくださいね。

本記事を読んだユーザーの達成目標

☑︎キャッチコピーの作り方の基本的な流れを理解して、自分でいくつかのキャッチコピーを作れるようになる

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